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メルモニオフ会 2002 〜防災クイズ 解答編〜
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1 日本列島を取り巻くプレートの名称は,ユーラシアプレート,フィリピン海プレート,太平洋プレートとあと一つは何でしょうか?
 (2) 北アメリカプレート

 地球の表層は,10数枚のプレート(板状の硬い岩石)で覆われています。ちょうど,殻にひびが入ったゆで卵のような状態です。これらのプレートは,それぞれが1年に数cmの割合で移動しています。プレートの境界では,陸地のプレートの下に,海のプレートが沈み込んでいます。日本列島を取り巻くプレートは,ユーラシアプレート,フィリピン海プレート,太平洋プレートと北アメリカプレートです。太平洋プレートは,年間8cmのスピードで東南東から日本列島に押し寄せ,日本海溝から列島の下にもぐりこんでいます。フィリピン海プレートは南海トラフから列島の下にもぐりこんでいます。現在被害が心配されている東海地震や東南海地震は,このプレート間で発生します。

2 1993年7月12日に発生した北海道南西沖地震の津波は,最大で何mであったか?
 (1) 29m

 1993年7月12日に発生した北海道南西沖地震では,深さ35kmを震源とし,マグニチュードは7.8でした。この地震は,北アメリカプレートとユーラシアプレートとの間に蓄積された歪みが一気に開放されたために発生した典型的なプレート境界型地震です。津波は地震発生3〜4分後には奥尻島の藻内地区に押し寄せ,津波の達した高さは最高で29mにもなりました。

3 台風とは,熱帯低気圧のうち,中心付近の最大風速は,何m/秒速以上のをいうか?
 (1) 17m/秒

 台風とは,熱帯低気圧のうち,中心付近の最大風速が,17m/秒以上のをいいます。

4 マグニチュードが1大きくなると,エネルギーは何倍になるか?
 (2) 32倍

 マグニチュードは,地震のエネルギー規模をあらわす単位です。震度は,地震の際の各地点の揺れの強さを表します。ある地点が実際にどう揺れるかは,地震のエネルギー規模だけでなく,震源からその地点までの距離,地盤条件などに左右されます。マグニチュードはエネルギーを対数的に表現した値ですので,マグニチュードが0.2大きくなると,地震の規模は約2倍になります。また、マグニチュードが1大きくなるとエネルギー規模は約32倍になります。

5 台風の時に起こる気象現象は?
 (1) 高潮

 台風の強い風が海岸に向かって吹く場合,海水が海岸に吹き寄せられて海面が上昇します。海面の高さは、風速の2乗に比例して高くなるので,風速が2倍になると,海面の高さは4倍になります。特にV字形の湾の場合は奥ほど狭まる地形が海面を一層高くさせるので,湾の奥ではさらに海面が高くなります。これを「吹き寄せ効果」といいます。

 また,台風が接近して気圧が低くなると海面が持ち上がります。これを「吸い上げ効果」といい,気圧が1hPa(ヘクトパスカル)低くなると海面がおよそ1cm高くなるといわれます。例えば,それまで1000hPaの場所へ960hPaの台風が来ると,海面は40cm(1000-960=40)高くなります。したがって,気圧の低い,強い台風が接近し,強い風が湾の奥に向かって吹けば吹くほど,大きな高潮が起こります。

 台風に吹き込む風は,反時計回りで,進行方向に対して右側が左側よりも強くなっています。したがって、東京湾,大阪湾,伊勢湾などのように南に開いた湾で,強い台風の中心が湾の西側を通過するときは大きな高潮が発生します。さらに暴風によって発生した高い波も沖から押し寄せるので,高潮に高波が加わって海面は一層高くなります。

 実際,過去50年間の1m以上の高潮はほとんどが東京湾,伊勢湾,大阪湾,瀬戸内海,有明海,土佐湾などの,遠浅で南に開いた湾で発生しています。

6 急傾斜地の土砂災害警戒区域とは,傾斜度が30度以上で高さが何m以上のものをいうか?
 (2) 5m

 急傾斜地の崩壊や土石流や地滑りなどの土砂災害の恐れのある区域に対し,危険の周知を図るため,土砂災害警戒区域の指定をします。急傾斜地の基準は次のとおりです。

 イ 傾斜度が30度以上で高さが5m以上の区域
 ロ 急傾斜地の上端から水平距離が10m以内の区域
 ハ 急傾斜地の下端から急傾斜地の高さの2倍以内の区域

7 鈴鹿市に大きな被害を与えると想定されている活断層はどちら?
 (1) 桑名断層群

 平成9年3月に三重県が作成した「三重県地域防災計画被害想定調査報告書」の中で,想定震度は桑名断層群が震度6.2,鈴鹿東縁断層帯が震度6.1となっています。

8 深さ4,000mで津波の進むスピードは,毎秒何mですか?
 (2) 200m/秒

 津波の速さは,水深が浅くなればなるほど遅くなります。

津波の速さ(m/秒)=√(9.8×水深(m))

 深さ4,000mでは津波の進むスピードは,200m/秒となり,時速になおすと約720km/時となります。また,津波が陸上を駆け上がるときの高さ(遡上高)は,津波の高さの2〜4倍程度になりますので,注意が必要です。

【津波に対する心得】
  1. 強い地震(震度4程度以上)を感じた時又は弱い地震であっても長い間ゆっくりとした揺れを感じた時は,直ちに海浜から離れ,急いで安全な場所に避難する。
  2. 地震を感じなくても,津波警報が発表された時は,直ちに海浜から離れ,急いで安全な場所に避難する。
  3. 正しい情報をラジオ,テレビ,広報車などを通じて入手する。
  4. 津波注意報でも,海水浴や磯釣りは危険なので行わない。
  5. 津波は繰り返し襲ってくるので,警報,注意報解除まで気をゆるめない。
9 東海地震の強化地域の指定は,震度いくつ以上でしょうか?
 (2) 震度6弱

 東海地震については,大規模地震対策特別措置法(大震法)(昭和53年)により,震度6弱以上の揺れや高さ約3m以上の大津波が20分以内に来襲する地域について,地震防災対策強化地域に指定し,対策を講じています。平成13年6月19日に東海地震に関する新たな想定震源域が公表されたことにより,平成14年4月24日に,三重県内でも新たに18市町村が指定を受けました。(鈴鹿市は指定されていません。)

10 警戒宣言のサイレンはどっち?
 (1) サイレン 休止 サイレン 休止 サイレン
45秒 15秒 45秒 15秒 45秒

 東海地震は,53年の大震法制定以来,観測・測量などの予知体制が強化され,各種観測データに異常値が見受けられると以下の流れで警戒宣言が発令されます。

気象庁の異常発見→解説情報・観測情報の発表→地震防災対策強化地域判定会(判定会)召集→警戒宣言発令

警戒宣言が発令されたら,テレビやラジオのスイッチを常に入れ,正確な情報をつかむようにしましょう。市の広報車やサイレンでも警戒宣言の発令をお知らせします。警戒宣言のサイレンは,45秒鳴って15秒停止する,これを5回繰返します。





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